僕も、最初から
続けられたわけじゃない。
高校を卒業して、最初に働いたのは工場でした。残業が多くて、帰ったらゲームをして、遅く寝て、また仕事に行く。給料もそれほど高くない。「この生活が、このまま一生続くのかな」と本気で思っていました。
大学に行きたい気持ちはありました。でも「お金もないし、18歳の自分にはもう遅い」と決めつけていました。そんな時、職場に23歳から大学を目指してお金を貯めている人がいました。その人を見て初めて、「自分にもまだ間に合うかもしれない」と思えたんです。
そこから工場で働きながら、仕事終わりに毎日1〜2時間の勉強を1年半続けて、大学に合格しました。自分で決めたことを、時間をかけて形にする。これが人生で最初の成功体験でした。
筋トレを始めたのは、先に始めていた弟に負けたくなかったからです。ただ最初の1年は、やって、休んで、また始めての繰り返し。知識もないまま「筋トレしてるんだから食べればいい」と毎日カツ丼を食べて、半年で20kg以上太りました。
本気になったのは、留学先で本当に鍛えている人を見て、自分の身体が恥ずかしくなった時からです。時間ができた時期に英語もプログラミングも動画編集も全部やろうとして、結局どれも中途半端になりました。そこで英語と筋トレの2つに絞り、3か月で人生で一番いい身体になりました。
勉強と違って、トレーニングは正しく続ければ鏡と数字に出ます。その手応えにのめり込んで、大会にも挑戦しました。初めての大会は8位。次の年は優勝。地元で開催された大会でも、前より大きく、前より絞れた身体で優勝できました。
うまくいった後に失敗したことも何度もあります。増やしすぎて96kg近くまで太ったこと。間に合わせるために極端な減量をしたこと。仕事も事業も全部やろうとして、大事なものを取りこぼしたこと。そのたびに、何を優先するかを選び直してきました。
僕も何度も上手くいかなかった。
だから、戻り方を知っています。
今は娘が生まれて、守りたいものがはっきりしました。必要なのは、最初から完璧な人間になることではありません。自分の生活に合う形を選んで、それを続けること。そして僕が一番伝えたいのは、今の生活が、あなたの人生の全部じゃないということです。
5年かけて、少しずつ。
左は、トレーニングも食事も何も分かっていなかった頃の僕です。右は、クラシックフィジークの大会に出たときの写真です。
体質が良かったわけでも、才能があったわけでもありません。変えたのは食事・生活習慣・睡眠の3つ。一時的に頑張るのではなく、自分の生活の中で続けられる形を作り、それを積み重ねてきました。同じことを、あなたの仕事と生活に合わせて設計します。
イワザキ ハファエル
- IFBB 公認トレーナー
- マッスルゲート浜松 メンズフィジーク優勝
- ウェイトトレーニング処方スペシャリスト
- パーソナルフィットネストレーナー
- トレーナー歴6年以上
- 30人以上の身体づくりを指導
日本育ちで、日本での生活は20年以上。工場で働きながらトレーニングと勉強を始め、そこから身体も仕事も作り直してきました。だから、働きながら自分を変えようとすることの大変さを知っています。